ケーブル
2022年06月04日
こんばんは、わーくです。
今日も今日とて曲も作らず、VRで遊んでいます。
さて、先日購入したMeta Quest 2(Oculus Ques 2)とSteam VRの組み合わせ、安定性を求めて有線接続も試してみることにしました。
結論から書くと、1000円しないAnkerのUSB-Cケーブル(PC側はUSB Type-A)がコスパ最強でド安定でした。
わーくのPCは、前面にType-Cのコネクタがないので、前面のUSB3.0端子(Type-A)から、Quest 2のType-C端子に変換して接続するケーブルがベストセレクト。従って、上記リンクの1.8mの長さで990円のケーブルが最適解ということで買いました。
うちの環境では、Wi-Fiルーター(AirMac Time Capsule)まで5m+壁有りという環境でも、わりと問題無くAir Linkが接続できているのですが、やはりケーブル接続のほうが安定感で不安を感じることもなく、安心して使えるので、素晴らしく快適になりました。
Metaの純正ケーブルは1万円以上しますが、その1/10以下の価格で同様の安定性なので、人柱大成功です。ただ、あらゆる環境で保証できる結果ではないので、そのあたりにご理解のうえチャレンジしてみることをおすすめいたしますです。
(01:53)
2021年01月09日
こんばんは、わーくです。
先日、DC-M3204Kという格安4Kディスプレイを手に入れまして、Mac miniでのDTM環境が超絶パワーアップを果たしてウハウハ()な状態です。
わーくの環境では、外付けのGPU(eGPU)を使っていて、CUBASEなどで曲作りをする時にはeGPUを、ブラウジングなどの軽作業の時にはCore i7内蔵の インテル UHD グラフィックス 630(iGPU)を、と使い分けています。eGPUを使うことで、CPUの全リソースをVST InstrumentやVSTエフェクトに割くことができるわけです。
2021.8.24修正
iGPUがどのような場合にCPUリソースを消費するかについて理解不足がありました。たとえ後からeGPUをONにして作業しても、それまでに起動したアプリのGUIは、iGPUを使って処理されます。つまり、「今この瞬間eGPUしかディスプレイ表示に使っていなくても、iGPU使用中に起動していたアプリはいったんウィンドウを閉じて開き直さないとiGPUが処理し続ける」ようです。アクティビティモニターのGPUリソースを観察していて気付きました。訂正します。ごめんなさい。
その環境を実現するために、HDMIセレクターを使っています。これを使わないと、eGPUをONにするたびに、Mac miniのHDMIを抜き差ししなければならず、作業効率が悪くなってしまいます。
こんな感じで、DTMデスクの天板裏に両面テープでHDMIセレクターが固定してあって、指先ひとつでHDMI接続をOFFにできるようにしてあります。便利!
ただ、問題があります。
- Mac mini 2018(2020も)のHDMIは相性が出やすいこと
- DC-M3204Kも、それなりに相性が出やすいこと
まず1の新型Mac mini(黒いMac mini)のHDMIが残念なことは、世界中で言われていることのなので、特別ここでは書きません。
2のほうですが、どうやらDC-M3204KはHDMI2.0接続時の受信に対するマージンが狭いようで、Mac miniと直接HDMI接続では全く問題無く4K(3860x2160) 60Hz表示ができるのですが、間にHDMIセレクターを挟むことによって、同期が取れなくなることがある問題が発生しやすくなります。
これを解決するために色々と試したのですが、結論から言うと「1000円以下のセレクターでも、8K対応などの良質なケーブルを使うことでエラーが軽減する」ことが分かりました。
軽減する、というのは100%エラーが起こらない訳では無く、時々ノイズが出るかもしれない、ということです。わーくの環境では、最初は5分に1回くらい映像がチラつくことがありましたが、接点復活スプレーを吹き付け、接続の仕方をIN/OUTを逆にすることで2時間以上ノイズが出ずに作業できるようになりました。不確定要素を多分に含むので、どこであっても改善する、と言い切れないのですが、とりあえず「良くなった感」は感じるので、紹介したいと思った次第です。
あと、「1000円以下のセレクター」についても後で紹介しますが、一般論ではHDMIケーブルからの電源供給で動くバスパワー型のHDMIセレクターより、外部電源で動くタイプのほうが安定動作する、と言われています。しかし、ウチではこの限りではありませんでした。3000円くらいする4K対応外部電源つきセレクターで接続しても、30Hzでしか4K表示はできなかった一方で、1000円以下で買えるバスパワー型の4K対応セレクターでは最終的に実用的な動作を確認できたのです。多分、3000円くらいで売ってるアクティブセレクターはHDMI1.4aまでしか対応していないものがほとんどで、18Gbpsの帯域を必要とするHDMI2.0には対応していないため、30Hzでの表示が限界なのだと思います。8000円以上のモノは普通にHDMI2.0に対応しているので、たぶん安定動作すると思いますが、ちょっと高くて手を出したくありません。。。
それと、HDMIセレクターとの繋ぎ方ですが、安いバスパワー型は、ボタンのON/OFFで接続先を切り替える簡易的な仕組みのものが多いです。さらに、1IN2OUTとして使ったり、2IN1OUTとして使ったりと、HDMIケーブルの挿し方で使い分けができます。内部で物理的に切り替えてるだけなんでしょうね…それだけに、安価に4K60Hzに対応できるんだと思います。ウチでは、2IN1OUTとして接続し、IN1側(ボタンを押し込んでいない時につながる繋ぎ方)にMac miniを繋いだ時が一番安定して動いています。理由はよく分からないw
というわけで、ウチではMac mini→8K対応ケーブル→HDMIセレクタ(2口ある方)→HDMIセレクタ出口(1口の方)→8K対応ケーブル→液晶ディスプレイと繋ぐことで、安価に手軽にeGPUとiGPUを切り替えることができるようにしました。
面白いのが、上記の8K対応ケーブル(1m)を、4K対応の短いケーブル(0.5m)に変えると、不安定になりました。ケーブルの質っていうのは大きいんだな、と感じることができる瞬間でした。
今回使ったものを紹介しますので、よかったらアフィリエイトリンクですが踏んでやってください。この結果を出すまでに、ケーブル10本以上、セレクタ5種類を試して、だいぶ散財していまったので(血涙…。
※ちなみにHDMIケーブルはMac側がNIMASO、ディスプレイ側がUGREENのもの(それぞれ1m)を使っています。どっちがどっちでも4K 60Hz表示できています。
(23:47)